西村智彦(SING LIKE TALKING) × Line 6 Helix LT ~ベテランギタリストのサウンドメイキング術に迫る~
2018年にデビュー30周年を迎えるSING LIKE TALKINGのギタリスト・西村智彦。バンドでの活動はもちろん、他のアーティストのアレンジ/プロデュースでも活躍する西村氏は、2017年夏からLine 6のギタープロセッサー「Helix LT」を導入。今回、その導入経緯はもちろん、ギターとの出会いやギタリストとしてのこだわりなど幅広いお話を伺った。さらに、SING LIKE TALKINGのシングル「闇に咲く花 ~The Catastrophe~ (SING LIKE TALKING featuring サラ・オレイン)」のカップリングで、自身が作編曲したインスト曲「Howl!」のHelix LTを使用したギターサウンド解説も公開!
地元大学への進学が決まってたんですけど、半ば勘当のような形で東京に出ました。
─まずはギターを始めたきっかけを教えてください。
中学くらいから洋楽を聴き始めたんですけど、当時流行っていたのはキッスとクイーンとベイ・シティ・ローラーズ。特にブライアン・メイ(クイーン)のギターが好きでしたね。その後、プログレッシブロックにハマって、イエスとかELP(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)を聴いて、シンセサイザーいいなぁ、弾きたいなぁって思ったんですけど、当時はもうべらぼうに高いですよね。単音しか出ないモノフォニックシンセでも10万ぐらいしたし、ポリフォニックなんて言ったらもうウン百万とか。お年玉いくら集めても買えない(笑)。なので、もういいやなんて思っていて。
高校に上がるとバンドをやる奴がどんどん増えて、僕も何か楽器やりたいなって思ったんですけど、シンセサイザーはとてもじゃないけど買えないと。ギターの音って、さほど興味なかったんです。だけどブライアン・メイみたいに音を重ねていったりするのって、すごく綺麗ですよね。で、その頃にTOTOがデビューして、スティーヴ・ルカサーも当時すごくスペーシーな音をしていたし、あとボストンも綺麗な音で、ギターもこんな音が出せるんだ、いいなぁって。そう思ってギターを始めたんです。いわゆるロックギター的な音には興味なくて、空間的な音というか艶やかで伸びがあって、たっぷりとディレイがかかっているような、そういう音がすごく好きでしたね。
─最初のギターは?
ブライアン・メイのギターはオリジナルだったので例外ですけど、当時ルカサーとトム・ショルツ(ボストン)に共通していたのが、ゴールドのレスポールだったんですね。だから、レスポールを持つとああいう音がするんだと思って(笑)。中古で国産のレスポールゴールドトップのコピーモデルを買ったんですけど、ただアンプに通しただけじゃベンチャーズみたいな音しかしないし(笑)。しかもピックアップカバーを開けたら、中身はシングルコイルだったという(笑)。まぁそんなこともありつつ、でもそういったことがきっかけで楽器屋さんにたむろするようになって、いろんな人と知り合ってバンドを組んだんです。青森県青森市での話ですね。
─プロを志したのは、どういった経緯で?
高校3年生のとき、バンド仲間が一斉に東京に行くって言い出したんです。僕は地元の大学への進学が決まっていたので、すでに入学している先輩に軽音楽部を見学させてもらったら全然やる気ない感じで、ここで過ごすのは嫌だなと。そもそも地元の大学に行く理由は実家が寿司屋で、親父から“大学で4年間遊ばせてやるから、その後はしっかりと跡を継げ”ってことだったんです。なので、青森で4年間遊ぶなら東京でも同じだって親父に言ったら、ものすごく怒られて(笑)。こっちも意地になって半ば勘当のような形で上京して、今はもうないんですけど武蔵野音楽学院に入りました。ただ、やっぱり生活苦でバイトばっかりしていて、最初の夏休み以降は行かなくなりましたね(笑)。
一日4時間とか。バイト終わって帰ってきたら、ずっとギター弾いてるって感じでした。
─SING LIKE TALKINGの結成も、その頃ですか?
(佐藤)竹善とは、地元で2~3回一緒にやったこともあって。東京に行ってから、やっぱり同級生ということで県人会みたいな集まりをやったんです。そこで、何やってるのって話になって、竹善と(藤田)千章ともう一人、当時はドラムがいて、今度一緒に組むからお前も暇だったら一緒にやろうよって。それがきっかけで、やり始めました。まだ10代でしたね。
─当時は、どのようにして腕を磨いていたのでしょうか?
やっぱりレコード聴いて、いいなと思ったものを真似してみたり。ただ、デビュー前にライブの経験ってあまりしてなかったんですよね。曲作りをして、ひたすら4チャンネルのカセットMTRで宅録してたんです。18歳で上京して24歳でデビューするまでの6年間で、ライブは5回ぐらいしかやってないですから。ひたすら宅録して、あとバイトですね(笑)。
─特に傾倒したギタリストは?
当時AORが流行っていたので、ロサンゼルスのAORのギタリストとか、あと千章がファンキーものが大好きだったので、ファンクのギターもいろいろ真似したりして。ギタリストと言うよりは、ジャンルですよね。パンクとかロックンロールには行かなかったんですけど、いいなと思ったら手当たり次第(笑)。
─エクササイズ的な練習もやったり?
メトロノームを使ったりとかは、やっていました。スケール練習というわけじゃないけど運指の練習とか、いかにしてスムーズに動かすか、とか。結構やってましたね、一日4時間とか。バイト終わって帰ってきたら、ずっとギター弾いてるっていう。そんな感じでした。
─現在も行っているエクササイズなどは?
よくやるのは、ゆっくりのテンポでメトロノームを鳴らしながら、ブラッシングでひたすら8分、16分、3連符、6連符を打つとか。それをメトロノームの音が消える(ぴったり合う)まで。気が向いたときにやっていますね。でも弾かないときって全然弾かないんですよ。1週間とか平気で弾かなかったり。そういうときって弾きたくないんですよ。“お前のことなんて見たくない”みたいな(笑)。それで久々に弾き始めると“うわっ、ひどいことになってるな”って(笑)。
─フォームや使用ピックを見直したりした経験は?
ありますね。とにかく力を入れない、脱力して弾くというのはあります。2009年くらいに頚椎症になり、右手の握力がなくなっていって、これはヤバいと。でも逆の発想で、ギターを弾く分には、どんどん力が抜けてきたらいいなと思ったんですね。だから、いまだに力を抜く訓練みたいなことはやってます。歳を取ると仕方ないですね。病院の先生に原因を聞いたら“加齢です”って言われましたから(笑)。
ピックも変えましたよ。きっかけは、2010年からギタリストの松原正樹さん(2016年他界)と仲良くなって。僕は当時ティアドロップを使っていて、ズレないようにしっかり持っていたんですけど、松っつぁんはオニギリ(三角ピック)で“力を抜きたかったら、こっちのほうがいいよ”と。“多少ズレても気にならないところがオニギリのいいところなんだ”って。試しにやってみたら、慣れてくると確かにズレない。それでオニギリに変えましたね。厚みはヘヴィで変わらないんですけど。
─松原正樹さんは、もともと好きなギタリスト?
そうですね。高校時代はパラシュートとかも、よく聴いていたので。ユーミンさんとかで弾いてる松っつぁんも、すごく好きだったし。デビュー前にも一度お会いしてるんですけど、向こうは憶えてなくて(笑)。2010年の葉加瀬太郎さんの情熱大陸のイベント(『情熱大陸SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA』)で、ハウスバンドのギターが松っつぁんだったんです。そのときSING LIKE TALKINGが出て一緒に演奏したんですけど、その前に一緒に飲んだりして意気投合しちゃって。そこからの付き合いですね。会えて嬉しかったし、仲良くなれて嬉しいって感じでした。松っつぁんの35周年ライブ(2013年11月21日@六本木STB139)では、サイドギターをやらせてもらったり。
Line 6のHelix LTはいろんな面で自在ですよね、できないことはないって感じ。
─では、使用ギターの変遷について。最初はレスポールゴールドトップの国産コピーモデルということでしたが、その後は?
ずっとギブソン系だったんですけど、80年代の終わりから90年代にかけてLA系の音が流行った頃に、シェクターとかのコンポーネント系ギターが出てきて。その流行りに便乗して、シングル/シングル/ハムバッキング(SSH)でフロイドローズ付きのオリジナルモデルをずっと使ってましたね。で、ある日レスポールを持ったときに、やっぱり好きなんだなぁと思ったんですけど、結局スケールが違うんですよね。ギブソンのミディアムスケールのほうが馴染むし、音のニュアンスも色っぽく感じる。それで、2ハムでアーム付きでミディアムスケールのギターをディバイザーに作ってもらったら、バッチリはまってしばらく使ってましたね。今日使ったギター(写真)は、松っつぁんの紹介で知り合ったT's Guitarsさんに作ってもらったものです。
─今回のレコーディングでも使用されている、Line 6のHelix LTについてお伺いします。導入の経緯は?
マルチエフェクターはBOSSのGT-5を1998年頃から20年近く、ずっと使っていたんです。でも、さずがにガタが来て、使い勝手も今のものとは違うので、どうしようかなぁってときに、たまたまLine 6のチュートリアルビデオを見たんですよ。それがあまりにいい音だったので、気になって仕方がなくて。そこからいろいろ調べるようになって、YouTubeでデモ演奏の動画を見たりしたんですけど、やっぱりいい音してるんですよね。その頃にヤマハ(Line 6はヤマハの傘下ブランド)の方と知り合いになって、試奏させてもらった上で導入することになったんです。
─上位機種としてHelix Floorもありますが、あえてHelix LTにした理由は?
軽いほうがいいんです。運転免許を持っていないので、自力で運ぶときはバス移動か電車移動しかないんですよ。そうなるとギター背負って、さらにエフェクター持ってっていうと、ものすごい重労働で。階段上がった瞬間、もう演奏する前に疲れ果てて“これから本番ですか!?”みたいな(笑)。そういう点では、なるべく重くないものがいいなと。サウンドのクオリティはHelix Floorと同じということなので。
僕はディレイとか空間系が好きで、よく使うんですけど、そうすると大概はアンサンブルの中で埋もれてしまうんです。他の楽器に混ざって存在感がなくなるんですけど、先日(8月11日)SING LIKE TALKINGの中野サンプラザで使わせてもらったときに、エンジニアの方から“全然埋もれないね。はっきり聴こえるから逆にアラも目立つぞ”って言われました(笑)。
─約20年越しの新調となると、機能面でもかなり進化している感じですよね?
メチャクチャありますよ。今となっては当たり前のことですけど、テンポディレイのときにちゃんとパルスが光ってくれるので、間違えずに済むとか(笑)。もういろんな面で自在ですよね、できないことはないって感じ。特に気に入ってるのはスナップショットという機能なんですけど、SING LIKE TALKINGは同期ものを一切使わないので、テンポが揺れたりすることもあるんですね。で、たとえば1曲の中で8分のテンポディレイと付点8分のテンポディレイを使い分けるときに、1つのプリセットの中にある同じテンポディレイ上で8分と付点8分の両方を設定しておけるんです。これは驚きましたね。すごく便利です。あと、今では当たり前なのかもしれないけど、各エフェクターごとにマスターボリュームが付いてるというか。僕がよく使うのは、コーラスをかけて、さらに別のコーラスをかけるという“コーラス二重使い”なんですけど、コーラスって音の厚みを作るので、その分ボリュームが上がるんです。でも、そこを調整できるので、広がったり厚くなってもボリュームは変わらない。これは嬉しいですね。
西村氏の使用しているLine 6 Helix LT
ライブが盛り上がったときが一番嬉しい。会場が一体になった瞬間、空気が変わるんです。
─SING LIKE TALKINGの活動とは別に、他のアーティストのアレンジ/プロデュースもされていますが、特に印象に残っている作品は?
甲斐よしひろさんのソロで、『10 STORIES』(2007年)と『10 STORIES 2』(2008年)という2枚のカバーアルバムを作ったんです。甲斐さんと僕の共同プロデュースで、アレンジは僕が全部やったんですけど、これは楽しかったですね。いろいろなスタイルを勉強させていただきました。「ハナミヅキ」をピーター・ガブリエル風にやってみよう、とか(笑)。
その頃、甲斐さんがTOKIOに書いたシングル「ひかりのまち / ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」(2007年)のアレンジもやらせてもらって、初めてオリコンチャートの左ページ(1~50位)に僕の名前が載ったという(笑)。すごく嬉しかったですね。特に「ラン・フリー(スワン・ダンスを君と)」は『世界フィギュア2007』イメージソングだったので、テレビでも流れて嬉しかったし、ありがたかったです。他にもいろいろあるんですけど、すぐには思い出せない(笑)。
─ライブのサポート活動もされていますよね?
2012年に、尾崎亜美さんのツアーを鈴木茂さんとのツインギターでやらせてもらったんですけど、それも勉強になりましたね。やっぱりギターって千差万別で、いろんなスタイルがあって、同じような感じだとしても違う。音作りひとつ取っても全然違うので、そういう意味ではすごく勉強になります。
─ギタリストとして幸せや手応えを感じる瞬間は、どんな時ですか?
単純にライブが盛り上がったときが一番嬉しいですね。会場が一体になって盛り上がった瞬間って、空気が変わるんですよ。言葉にするのは難しいんですけど、それはたぶん演奏している人間は、みんな感じてると思うんですよね。松っつぁんの35周年のときも、そういう瞬間が自分にはあったんですけど、終わったあとに松っつぁんが“今日は本当に良かったなぁ、完全にミューズの神が降りてきたかな!”って言ってて。そういうときは嬉しいですよね。
─SING LIKE TALKINGのギタリストとして心がけていることは?
何だろうなぁ…現在に関して言うと、あまりゴチャゴチャ弾かない。シンプルに、なるべく簡潔なプレイを心掛けてます。隙間があったほうが、聴いてるほうも(イメージが)膨らんだりするんですよね。
─いちギタリストとしての目標は?
いつだったか松っつぁんと酒を飲みながら話をしてたときに、やっぱり色気があるギターが一番だよねっていう話になって。色気と言っても人それぞれですけど、僕の中で色気を感じる部分というのが、松っつぁんとは意外と共通していて。“智ちゃんのギターは、ちゃんと色気があるしなぁ”って言っていただいたのがありがたくて、いまだにそれを励みに頑張ってますけどね(笑)。そういうところを目指して頑張っていこうって。なので、来年はSING LIKE TALKINGの30周年でいろんな企画がありますが、ソロも作っていこうかなと思っています。
西村智彦作曲 SING LIKE TALKING「Howl!」ギターサウンド解説
西村智彦が作曲を手がけたインストナンバー「Howl!」のHelix LTでの音作りを解説!
♪Howl !
SING LIKE TALKING
【サウンド紹介動画】
【各セッティングの解説コメント】
Setting 1(19A howl trem)
▲左右にパンニングしてアンプで歪ませて、いわゆるジミヘンのウニウニしたユニヴァイブのような音が出したくて作った音ですね。
ユニヴァイブは本来モノラルですけど、これはステレオにできるんです。ディレイとリバーブをかけていますが、とにかくこの「Ubiquitous Vibe」の音がいいんですよ。
厚みがあって迫力がすごくて、スピーカーが飛ぶんじゃないかってぐらい低音がよく出る(笑)。アナログな感じですね(西村)
Setting 2(19B howl in)
▲イントロのメロディを弾くときの設定です。ディレイを2台使っていて、片方は一応テンポディレイにはなっているんですけど、あえて不規則に出てくるマルチタップディレイ。
もう片方はスウィープエコーといって、減衰していくごとにディレイ音がひしゃげてくるというか。で、それぞれをステレオにしているので、ものすごく広がりますね。(西村)
Setting 3(20C howl p)
▲単音ミュートのフレーズを弾くときの設定で、フェイザーとディレイですね。
とりあえずステレオで録ったあと、片方のチャンネルだけ違うフレーズで録り直しています。そうすることで、ディレイが変わった感じになるんです(西村)
Setting 4(20B howl clean)
▲アルペジオで使っている、コーラスのダブル使いですね。
コーラスに、さらに別のコーラスをかけています。揺れのスピードが違うので、波(揺れの周期)が複雑になるんですよね(西村)
Setting 5(19C howl A melo)
▲メインのリードフレーズですね。厚みを作るためにハーモナイザーでディチューンさせています。
いわゆるダブラー効果で、少しピッチをずらしたものにプリディレイをかけて左右に振ってあります(西村)
Setting 6(20A howl B melo)
▲Bメロですね。最初にオクターバーをかけています。そしてステレオでフェイザーをかけて、なおかつ揺れがきついコーラスをかけてますね。
これもまずはステレオで録って、さらに広げたいので片方のチャンネルは同じフレーズを録り直しています。
そうすると演奏も微妙にズレるし、揺れの周期もズレるので、単なるダブルとはまた違った広がりが出るんですよね。
昔、シンセのレコーディングを見て学ばせてもらった方法です(西村)
Setting 7(19D howl Space)
▲バイオリン奏法のセッティングです。Line 6のサイト(CustomTone)からダウンロードしたパッチが基になってるんですけど、リバーブを3台使ってますね。そこにモジュレーションをかけて、さらにディレイもかけているという。
ボリュームペダルを上げていくのと同時に、どんどん音が広がっていきます(西村)
<使用ギター>
T's Guitars Arc-STD
▲2年ほど前から使用しているメインギター(ライブでのサブはディバイザー)。fホールはないが、ボディ内が一部空洞のセミホロウ構造になっている。
他のArcシリーズにはない西村モデルならではの特徴は、ピックガードが付けられている点と、12フレット部分の指板インレイ。
ウィルキンソンのトレモロ付きブリッジとゴトー製のロック式ペグも特徴。
ピックアップはT'sギターズのオリジナルハムバッカーで、カッティングにも適しているとのこと。
ちなみにカッティング時のピックアップポジションは、フロントのハムバッカーとコイルタップしたリアのミックスで、通常リアのコイルタップは内側のコイルがタップされるが、本機の場合は逆で外側のコイルがタップされる。
これによりピックアップの間隔が狭くなるため、(3シングルの)フロントとセンターのハーフトーンのような音色が得られるということだ。
Profile
西村 智彦
1988年 SING LIKE TALKING のギタリストとして、佐藤竹善 (Vo.)・藤田千章 (Key. )と共に、シングル「Dancin’ With Your Lies」でデビュー。渋谷クラブ・クアトロにて、故ジェフ・ポーカロ(Dr.)、ネイザン・イースト(Ba.)らを迎えてデビューライブを行う。
1992年 ソロシングル「That’s Life」発売。
SING LIKE TALKING のアルバム「ENCOUNTER」(1993年)「togetherness」(1994年)が、オリコンチャート初登場1位、「Welcome To Another World」(1997年)が、オリコンチャート初登場3位を記録する。
1998年「EARTH CONCIOUS ACT ’98 武道館」で、ホール &オーツ と共演。シングル「バイバイ featuring 具島直子」、アルバム「Graffiti」発売。同年にはソロライブツアー「Graffiti」を行い、12cmシングル「Maybe Tomorrow featuring Jane Child」も発売し、非常に活発な動きを見せた。
ファンクラブ限定作品『Fake Like Playing』(2005年)、『Fake Like Playing Ⅱ』(2007年) 発売。SING LIKE TALKING ・ソロ活動の他、甲斐よしひろ・尾崎亜美・柴田淳・TOKIOなど様々なアーティストとのレコーディング・ライブ・楽曲アレンジ・楽曲提供も積極的に行う。
2013年には、SING LIKE TALKING が、デビュー25周年を迎え、SING LIKE TALKING 「Amusement Pocket 25/50」を、グランキューブ大阪・東京国際フォーラム ホールA でのみ行った。
2015年 SING LIKE TALKING のオールタイムセレクションアルバム「Anthology」を発売し、全国ツアー「The Sonic Boom Tour 2015」を行いながら、アルバム「WONDERLAND」を発売。ゲストボーカルに Chage などを迎え、Co プロデュースを、松原正樹が担当。各所から高評価を受けている。2016年には、元劇団四季俳優である中井智彦の1st. アルバム「私の歌を聴いてくれ」をサウンドプロデュースし、サウンドが新たなるジャンルへと拡がりをみせた。2018年の SING LIKE TALKING デビュー30周年イヤーには、2018 The Tour with Next Generation と題したツアー行い、ますます精力的な活動を続けている。
New Release
2018年、SING LIKE TALKING デビュー30周年!
4年半ぶり、待望のオリジナル・アルバムが発売!
14th ALBUM『Heart Of Gold』
2018年1月17日 On Sale
♪Heart Of Gold
SING LIKE TALKING
Live
SING LIKE TALKING
「2018 The Tour with Next Generation」
2018年1月20日(土) 東京 豊洲PIT open 17:00 / start 17:30
2018年1月27日(土) 大阪 Zepp Namba open 16:30 / start 17:00
2018年2月12日(月・祝) 愛知 Zepp Nagoya open 16:30 / start 17:00
2018年2月24日(土) 宮城 仙台PIT open 16:30 / start 17:00
2018年3月25日(日) 東京 TOKYO DOME CITY HALL open 16:00 / start 17:00
30周年記念特設サイト
http://sp.universal-music.co.jp/sing-like-talking/30th/