熊本の奇跡、つぶらが選曲するドライブで聴くとテンションが上がる楽曲
mysound大注目の人物がテーマに合わせた楽曲をピックアップし、その曲にまつわるエピソードや思い入れを語るプレイリスト企画。今回は、<ミスiD 2018>ファイナリストであり“熊本の奇跡”とも謳われる最注目美女・つぶらさんが『ドライブで聴くとテンションが上がる曲』をテーマにプレイリストを作成。その容姿からは意外なほど激しく、愛してやまないバンドとライブについて、まっすぐな表情で語ってくださいました。
つぶら “プレイリストに選んだバンドのライブは、全部観ています”
―<ミスiD 2018>ファイナリストとして注目を集めているつぶらさんですが、そもそもミスiDに応募されたキッカケは?
つぶら:玉城ティナさん(<ミスiD 2013>グランプリ)が大好きで、ミスiD自体もずっと気になっていて。毎年応募しようと思ってはいたんですけど、なかなか出来なくて、今年やっと出来ました。
―<ミスiD>の自己紹介PR文には“昔から俗に言う地味ーズ。何故か下に見られ、一線引かれる存在でした”とありますが、今こうして注目を浴びるようになって、どんな心境ですか?また何か身の回りで変わったことはありますか?
つぶら:うれしいです。ミスiDがキッカケで一番変わったのは、東京での仕事が増えたので上京して一人暮らしを始めたことですね。一人暮らし、大変です。友達もそんなにいなくて、同じように地元から出てきた子が何人かいるくらいで。
―つぶらさんの音楽好きは、地元にいたときからですか?
つぶら:そうですね。高校を卒業して、2年くらいニートをしていて。その間、いろいろライブに行ったりしていて。もともと根が暗いんですけど、ライブを観ているときは、違う自分になれるんです。私は人からオススメされて音楽を好きになることはあまりなくて、ライブで生音を聴いて好きになることがほとんどです。今回プレイリストに選んだバンドのライブは、全部観ています。
―今回作成していただいたプレイリストのテーマは、『ドライブでテンションが上がる曲』。普段、車を運転されることはありますか? ドライブ用にプレイリストを作ったりすることは?
つぶら:地元は車がないと生活出来ないようなところなので、ドライブばっかりしていました。高速とか走るときは爆音で歌いながら走ったり。でも、今回みたいにプレイリストを作ることはないですね。集めたいっていう気持ちがあるので、音楽はCDを買って聴く派です。水曜日になるとレコードショップに走っています(笑)。
―では、プレイリストの内容についてお話を。1曲目は、Crossfaith とイギリスのバンドSKINDREDのボーカル、Benji Webbeのfeat.曲「WildFire」。
つぶら:ライブでよく聴く曲ですね。ライブ中は暴れています(笑)。Crossfaithは、ライブに必ず行くくらい好きです。でも、一緒にライブに行く友達はこっちにあんまりいなくて。地元だと、音楽が好きで知り合った友達とかもいるんですけど。
♪Wildfire (feat. Benji Webbe from Skindred)
Crossfaith
―2曲目は、新潟出身のメタルコア、スクリーモバンドa crowd of rebellion 「Nex:us」。
つぶら:a crowd of rebellionも、よくライブを観に行く好きなバンドのひとつですね。ツインボーカルで高い声とデスボイスの掛け合いがカッコいいです。
♪Nex:us
a crowd of rebellion
―3曲目にセレクトした「GUNSHOTS」は、スカンキン・アンセム。SiMもずっとお好きみたいですね。
つぶら:そうですね、結構前からライブを観に行っていますが、首がもげそうになります(笑)。SiMの「JACK.B」っていう、あんまりライブではやらない曲があるんですけど、その曲をライブで聴けたときはうれしくて、一気にテンションが上がります。
♪GUNSHOTS
SiM
―4曲目、ヒステリックパニック「うそつき」。MVも含めて、すごく強烈なアプローチの一曲です。
つぶら:ヒステリックパニックも地元にいるときからライブに行っていて、福岡まで観に行ったりもしていました。ボーカルがすごく特徴的でおもしろいですよね。
♪うそつき。
ヒステリックパニック
―5曲目、04 Limited Sazabys「Do it Do it」。英詞ですが、背中を教えてもらえるポジティブな内容ですよね。
つぶら:そうですね。この曲もそうなんですけど、英語の歌詞は自分で調べて訳してみたりします。人によって解釈が違ったりするから正解かどうかはわからないんですけどね。あまりライブではやってくれないんですけど、好きな曲です。
♪Do it Do it
04 Limited Sazabys
―6曲目、Dizzy Sunfist「The Dream Is Not Dead」。プレイリストの中で唯一の女性ボーカルです。
つぶら:最近聴くようになったんですけど、女の子でこんなにカッコいい声が出せるんだって、尊敬しています。ライブもすごかったです。私、遊びで軽音部に入っていたことがあるんですけど、自分が歌うのは違うと思って。だから自分で音楽をやりたいとは思わないですね。聴くのが好きです。
♪The Dream Is Not Dead
Dizzy Sunfist
―7曲目、HEY-SMITH 「Let It Punk」。Twitterでも度々触れているバンドですね。
つぶら:HEY-SMITHもずっと好きなバンドです。この前、帰省のタイミングで行ったフェスで自分の好きな曲をやってくれて。テンションが上がり過ぎて次の日は体が痛かったです。
♪Let It Punk
HEY-SMITH
―8曲目、「Friends」。The BONEZは、もともとJESSE(RIZE)ソロプロジェクトとして始まったロックバンドですね。
つぶら:ライブで毎回テンションが上がるし、聞くたびにテンションが上がります。
♪Friends
The BONEZ
―9曲目、Dragon Ash「Fantasista」。つぶらさんにとっては、ちょうど生まれた頃から活動しているバンドですが、Dragon Ashを知ったキッカケは?
つぶら:90年代から活動しているバンドの曲をいろいろ聴いているなかでビビッときたのがDragon Ash。Vo.のKJさんが人間的にカッコ良くて好きです。
♪Fantasista
Dragon Ash
―10曲目、10-FEET「VIBES BY VIBES」。プレイリストの中でこの曲が特にお好きだそうですが、つぶらさんの感じる10-FEETの魅力とは?
つぶら:またライブの話になっちゃうんですけど、10-FEETはライブがアツくてダイレクトに気持ちが伝わってくるんです。うれし泣きなのか何なのかよくわからないんですけど、ライブを観るたびに感動して、絶対に泣いちゃいます。
♪VIBES BY VIBES
10-FEET
―ラストを飾るのは、「ANOTHER STARTING LINE」。Hi-STANDARDが16年半ぶりにリリースして音楽ファンに衝撃を与えた曲ですね。
つぶら:これは新しい曲ですけどHi-STANDARDの曲は昔のものも聴いています。Hi-STANDARDって、やっぱり伝説で。それは前から言われているからとかじゃなくて、<AIR JAM 2016>でライブを観たときに圧倒的だったんです。すごく感動しました。
♪ANOTHER STARTING LINE
Hi-STANDARD
―ありがとうございます。お話からロックでライブ至上主義だというのが伝わってきたのですが、自分なりの音楽へのこだわりってありますか?
つぶら:音楽自体にあまりこだわりはないんですけど、低めの音が好きですね。アイドルとかボーカロイドとか、なんでも聴きます。ロック好きなのは、お母さんが忌野清志郎さんをよく聴いていたからだと思います。
―こういう根っからロックな一面もつぶらさんの大きな魅力だと感じています。最後に、「ミスiD」のファイナルに向けて、意気込みを!
つぶら:優勝したいです! 地元の友達も親も応援してくれているし、出たからには上を目指したいので。今、DJ活動をやりたいなと思っていて。さっきも言った通り、自分で歌うのは違うなって思うんですけど、DJだったら好きな音楽の魅力を伝えることが出来るから。今後はこういう仕事も出来ればいいなって思います。
ORIGINAL PLAYLIST
ドライブでテンションが上がる曲
♪Wildfire (feat. Benji Webbe from Skindred)
Crossfaith
♪Nex:us
a crowd of rebellion
♪GUNSHOTS
SiM
♪うそつき。
ヒステリックパニック
♪Do it Do it
04 Limited Sazabys
♪The Dream Is Not Dead
Dizzy Sunfist
♪Let It Punk
HEY-SMITH
♪Friends
The BONEZ
♪Fantasista
Dragon Ash
♪VIBES BY VIBES
10-FEET
♪ANOTHER STARTING LINE
Hi-STANDARD
PROFILE
特に目立った活動をしていないにも関わらず一ヶ月でフォロワーが一万以上も伸び、週刊ヤングジャンプでのグラビアや、企業CM出演など、現在期待の新人として話題のモデル。またポップで新たなカルチャーを取り上げ続けている、ポータルメディア「KAI-YU」で"熊本の奇跡"としてつぶらの特集が組まれ、その日の人気記事1位も獲得している。
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Interview&Text:野中 ミサキ
Photo:山本 春花