【第4回】ロマンティックピアノアレンジに挑戦! ~SALTY's塩チョ(西村ヒロチョ)の恵比寿リキッドルームまでの道~


12月18日(火)に恵比寿リキッドルームにてワンマンライブ「大さじ1000SALT」を開催する、よしもと発の塩顔男子エアバンド・SALTY's(ソルティーズ)。
ワンマンに向けて塩澤(ピスタチオ小澤)がギター練習に打ち込む中、楽器経験者の塩チョはSALTY'sのオリジナル曲「NOTICE」ピアノ弾き語りに挑戦!しかも、ピアノアレンジを自らの手で行うことに!

今回はついに最終回!「NOTICE」のピアノアレンジが完成しました。また、11月に行ったボイトレ体験の模様もお届けします。伝説のロックミュージシャンに触発されて、塩チョの意気込みも充分!

「NOTICE」アレンジ仕上げ作業

ピアノレッスン、そしてこの企画もいよいよ最終回。今回は最後の仕上げに入ります。

前回(Vol.3)触れた間奏の“お楽しみコーナー”を中心に、アレンジを詰めていきます。
まずは固まっていない部分について、塩チョが先生に相談。メロディーに対してどのようにアルペジオを当てれば良いのか、どうすれば聴きやすくなるのか、バリエーションが無限にあるだけに悩んでしまったそうです。
前回教わった“聴き手の立場になって考える”という観点を意識しているのですね。
そこで先生が、「もっとシンプルにしたほうが良いのでは?」と提案。
塩チョ「欲張りすぎたか…」

詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、シンプルだからこそ伝わるものもあるということですね。
和音を一音変えたりフレーズに動きを付けるなど、細かくアドバイス。フレーズやアプローチを少し変えるだけでも、印象は大きく変化。そんなピアノの醍醐味を感じながら仕上げの作業をしていきます。
塩チョ「とりあえず和音を鳴らさなきゃっていうのがあったんですけど、スッキリしました!」


本番を想定して、マイクとスタンドを用いてレッスン。

本番を想定して、マイクとスタンドを用いてレッスン。

 

アレンジが完成!

そんなこんなで、ついにアレンジが完成!
当初の予定よりも高いハードル設定になりましたが、さすが塩チョ。「NOTICE」がロマンティックバラードに大変身しました。
塩チョ「毎回レッスン後に持ち帰って、(アレンジが)すごく良くなったなと思ってまたレッスンに来たら、もっと良くなって。ありがとうございます」

しかし、まだレッスンは終わりません。お次はもっと歌や演奏が引き立つようにニュアンスを詰めていきます。
演奏がせっかちだとロマンティック度が減少してしまうので、“タメる”というテクニックを教わりました。さらに、長さやニュアンスなどペダルの踏み方も再確認。今回は足をつらずに済みました。

また、お楽しみコーナーなど間奏について「ピアノだけを弾く場面ではなくて、次に歌を聴きたいと思わせるための部分」と、先生。そうやって意識を変えることで、歌もピアノもより映えるようになるそうです。
塩チョ「歌ももちろん大事ですけど、ピアノだけのところも結構感動すると思います」
これは楽しみですね!


お世話になった鈴木奈美先生と。撮影時、「何か面白いことをしたい」と意欲的な先生に、塩チョがいろんなポーズを教えていました。

お世話になった鈴木奈美先生と。撮影時、「何か面白いことをしたい」と意欲的な先生に、塩チョがいろんなポーズを教えていました。

 

目指す先は吉本のフレディ

「できたな~」と、感慨深そうな塩チョ。あとはひたすら練習ですが、練習方法について先生からアドバイスが。
1曲を流れで練習するのではなく、パーツごとに練習すると効果的だそう。たとえば各セクションをA/B/C…と分けると、まず各セクションを練習して、寝かせて、AとBを繋げる練習、BとCを繋げる練習を行います。いきなりBから弾いてみて「あれ?」となってしまうようなら、それは曲を流れで覚えてしまっていて、そのセクション自体はしっかり把握できてなかったということになります。

本番では、何が起こるかわかりません。曲を流れで覚えてしまうと、万が一本番で頭が真っ白になってしまったときに、混乱して演奏を続行できなくなってしまう恐れがあります。各パーツをしっかり把握しておくことで、いざというときも途中から演奏できるのです。この練習方法を行うと、自信にも繋がります。

さらに本番を想定して、マイクの位置も確認。あれ、何かマイクの位置が高くないですか?
どうやら塩チョ、レッスン前日に話題の映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見たそうです。完全にフレディ・マーキュリー(クイーン)に影響されていますね。誰も頼んでいないのに熱唱し始めました。

これで準備はバッチリ! あとは練習あるのみです。
プロミュージシャンは簡単そうにやってみせていますが、実際はピアノ弾き語りってとても難しいのだと実感しましたね。
塩チョ「弾き語りって簡単だと世間一般の方は思っているかもしれないですけど、違うんだぞということを僕が証明します」

アレンジが完成した興奮で意気込みの方向がおかしなことになっていますが、できればプロミュージシャンのように余裕で弾いてみせてほしいものです(笑)。
でも、塩チョなら心配ないでしょう!

恵比寿リキッドルームでのワンマンが終わったあともピアノを続けていきたいと語った塩チョ。「吉本興業のフレディになる」という新しい目標もできました。

全4回、ご覧いただきありがとうございました! そして次回、「塩チョのフレディへの道」をお楽しみに(?)。


よしもとのフレディ。

よしもとのフレディ。

 

第4回レッスンのダイジェスト動画はこちら!


《番外編》マッスルボイトレに挑戦!

ピアノレッスンは以上になりますが、実は塩チョ、歌をロマンティックに聴かせるためボイトレにも挑戦していました。
最後に、企画が始まった当初に受けたボイトレ体験の模様をお届けします!

今回体験したのは、ボイトレと筋トレをミックスさせて声と体を鍛える『マッスルボイトレ』。何か強そう。
同名書籍の著者である東 哲一郎先生いわく、マッスルボイトレとは声帯を柔軟にして、思いのままに声を出すようにするためのトレーニング。
歌に限らず、プレゼンの説得力を上げたり、モテ声になったり、あらゆる場面で効果を発揮します。
なお東先生は、マイケル・ジャクソンのツアーメンバーと共演するなど第一線で活躍していた声のプロ。マイケル好きの塩チョのテンションも高まります。

まずは全身を動かして血液を声帯に集め、表情筋を動かします。表情豊かな塩チョ、このあたりはお手の物ですね。
その後、横隔膜のストレッチや腹式呼吸、輪状甲状筋(声帯に張りを持たせる役割を担う筋肉)のトレーニングなど幅広く実践。さらに、「NOTICE」の弾き語りでも重要になる裏声のトレーニングも。どんどん体が熱くなってきます!
ただ筋トレをするだけでなく、声も出さないといけないので大変。体幹を鍛えるプランクでは、全身がプルプルしてきます。塩チョだけでなく、全参加者がひぃひぃ言いながら励んでいました。

約50分と短い間でしたが、終わった頃には疲れた様子の塩チョ。しかし、この日のメニューはかなり甘くしているというのだから驚きです。レッスン後の塩チョにコメントをもらいました。

塩チョ「疲れました! 足の付け根にもう筋肉痛が来てますね(笑)。『NOTICE』を歌うときに役立つよう声を鍛えて、パフォーマンスのレベルが一つも二つも良くなるようにしたいと思います。このトレーニングは、歌が上手くなるよりもっと手前の“声を出すためのもの”だと先生に教えていただきました。僕はもともと通る声じゃないんですが、歌うときとか平場(※ネタを披露する場以外でのトーク)だったり、場面で使い分けられるようになりたいです。違いを見せつけるようにできたらなと思いますね」


約50分のトレーニングでも、終わった頃にはクタクタに…。(1)

約50分のトレーニングでも、終わった頃にはクタクタに…。(2)

約50分のトレーニングでも、終わった頃にはクタクタに…。

マッスルボイトレをレクチャーしてくれた、東 哲一郎先生と!
マッスルボイトレをレクチャーしてくれた、東 哲一郎先生と!


■最強の声と体を手に入れる! マッスルボイトレ
ボイストレーニングは肉体さえ変えられる!
これまでの常識をくつがえす、まったく新しいボイトレ!

マッスルボイトレ

(ヤマハミュージックメディア/¥1,500+税)
https://www.ymm.co.jp/feature/muscle-voice.php

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Text&Photo:神保 未来
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■講師プロフィール(ピアノ)
鈴木奈美(すずきなみ)
◎ヤマハ音楽院エレクトーン科卒。入学と同時にジャズピアノ、音楽理論等を藤井英一氏に師事。
卒業後はゲーム音楽のアレンジ、キーボーディストとしてアーティストのサポート演奏活動の傍ら、ヤマハ・ミュージック・メディアをはじめとするピアノアレンジ譜を多数出版。月刊ピアノにて『プチJazz』のコーナーを連載中。アレンジ、採譜をした曲数は4000曲を超える。
ピティナ正会員、アドバイザー。
ヤマハPMSポピュラーピアノ講師としても長年携わる。『鈴木奈美landscape』のエレクトーン・ユニットで都内ライブ活動中。


■SALTY’s
SALTY's

<プロフィール>
世界初の塩顔男子4人グループ「SALTY's」(ソルティーズ)
Vo.塩村(テゴネハンバーグ・松村)、G.塩澤(ピスタチオ・小澤)、Sax./Fl./DJ 塩チョ(西村ヒロチョ)、B.塩野(ダイヤモンド・小野)
巷ではあっさりした薄顔イケメンを"塩顔"と称してブームが起きている中、彼らの人気も上昇中!芸人ならではのコーナー(塩喜劇)を交えたライブスタイルと、芸人らしからぬクオリティの高い楽曲でVo.塩村が手がける塩顔をテーマにした歌詞が彼らの持ち味となり、渋谷ヨシモトホールにて定期開催しているライブは、全て満席で立ち見が続出!!音楽イベントにも進出し始めている注目のバンド。
G.塩澤、B.塩野エアー演奏でライブを盛り上げ、Sax./Fl./DJ 塩チョは日本大学芸術学部音楽学科卒でサックスを専攻していた本格派。
Vo.塩村の甘く切ない声が見事にはまった楽曲で虜になること間違いなし!
昨年末には、2018年の年末にキャパ1000人のワンマンライブを成功!実現できなければ解散!とLIVEのMCで発表。
大きな目標を掲げ、背水の陣で挑む1年になる。

<ライブ情報>
【タイトル】SALTY's SP LIVE 「大さじ1000SALT」
1000枚売れなかったら解散!!
【会場】恵比寿LIQUIDROOM
【公演日】2018年12月18日(火)
【時間】18:30開場・19:30開演
【チケット】前売 3,000円 当日 3,500円 (ドリンクチャージ別)
チケットよしもとにて発売中(2018年12月17日(月)23:59まで)
http://yoshimoto.funity.jp/kglist/?kw=106796