西村ヒロチョ&ピスタチオ小澤 アコギ弾き語りチャレンジVOL.2 ライブ本番前のファイナル練習


日頃からお世話になっている(?)という先輩芸人・ピスタチオ小澤の結婚祝いに、アコースティックギターをプレゼントした楽器演奏大好き芸人の西村ヒロチョ。“ホームパーティに後輩芸人を招いて、あいみょん「マリーゴールド」を聴かせたい”というはた迷惑な野望から、なんだかんだあって2月17日(水)に開催されるトークライブ『カベザワヒロチョの放課後音楽室』で、西村ヒロチョとともに「マリーゴールド」の弾き語りを披露することになったピスタチオ小澤。本番までの悪戦苦闘を追う連載の第2回目では、ギター講師・柳生俊彦氏を迎えての最終レッスンの模様をお届け!

1月都内某所。あいみょん「マリーゴールド」の披露まですでに1ヶ月を切り、やや血色の悪い顔で取材場所に現れたピスタチオ小澤。この日、始めて手にするニューギター“ヤマハ STORIA”でテンション爆上がりの西村ヒロチョとは対照的な様相だ。連載第1回目(https://mag.mysound.jp/post/671)では、“サプライズレッスン”としてコードチェンジを重点的に練習したが、果たしてギターの腕前は上達しているのだろうか…。

――小澤さん、その後ギターのほうはいかがですか?

小澤
「そうですね、この前のライブでもギターを弾きましたし、練習はしていますよ」

ヒロチョ「『えんとつ町のプペル』の曲を弾き語りしました。先生に聴かせてあげてくださいよ」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(1)

 

小澤「譜面を見ないと。覚えてないもん。プペルいいですよ。会社的にも。ぜひ皆さんご覧ください(笑)」

先生「なるほど。でも毎日触っていることが大事ですよ」

ヒロチョ「そう言えば、まだGコードのフォームが慣れないんだった」

小澤「俺も! どんなフォームでしたっけ?」

先生「薬指が一番上の弦(6弦)で小指が1弦です。お、素晴らしい! やっぱり上手くなってますね!」

 

G.png

▲中指で5弦2フレット、薬指で6弦3フレット、小指で1弦3フレットを押さえるフォーム。最初は小指が押さえづらいが、慣れると他のコードへの移動がラクになる!

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(2)

 

ヒロチョ「小澤さんはまだ指を見ないとコードを押さえられないんですよ。前回のライブではYMOの『ライディーン』を弾いたのですが、指がわからないからと僕に全部やらせて。できなかったら僕に文句を言うんですよ。それは坂本龍一さんに言ってくれと(笑)」

――なぜ『ライディーン』を?

小澤
「お客さんからリクエストが来たんですよ。『ライディーン』ってどんな曲だろう?と思いながらも“OKです!”と答えたらやることに」

ヒロチョ「あんな白髪が似合う男になりたい。僕、美容室で“坂本龍一さんみたいにしてください!”って言ったことありますもん。できませんって言われたけど」

先生「(笑)。さて、練習を始めますよ!」

小澤「この前のライブでもGコードは小指を使わない押さえ方をしてしまいました」

先生「正直どちらでもいいのですが、小指のほうがCコードに行きやすいですよね。中指と薬指をそのままのフォームで移動するだけなので」

 

C.pngG.png

▲ダイアグラムを見てわかる通り、中指と薬指の形を変えないまま弦移動。このほうがコードチェンジがよりスムーズになる。

 

先生「ヒロチョさんは弾けるので難しいほう(リードプレイ)でいきましょう」

ヒロチョ「僕はできないことをなくしていきたいタイプなので」

小澤「俺がダメみたいじゃん!」

先生「だんだんヒロチョさんのダークな部分が見えてきましたね(笑)。次はEコードですね。コードの形は少し似ていて人差指が追加されます」

 

E.png

▲人差指で3弦1フレット、中指で5弦2フレット、薬指で4弦2フレットを押さえる。

 

先生「素晴らしい! 余裕ですね!」

小澤「お、余裕だ」

先生「次は通して弾いてみましょうか。ちなみに、弾きながら一緒に歌うのは?」

小澤「それはできないです!」

ヒロチョ「できないことをはっきり“できない”と言えるっていいですね」

小澤「歌が入ってくると歌詞がどこだかわからなくなる」

先生「では、シンプルにギターだけを覚えてもらって、慣れたら歌に専念しましょう」

小澤「ちなみに、本番は(譜面を)見ていいんですよね!?」

ヒロチョ「いいと思いますよ。ただ、台本を見ながら漫才する漫才師はいませんからね?」

小澤「いや見ます。僕は見ます」

先生「わかりました(笑)。では譜面に歌詞を書き込んで見やすくしましょう」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(3)

 

ヒロチョ「ちなみに、ギターを弾かずに『マリーゴールド』は歌えるんですか?」

小澤「歌詞を見ないと歌えないかも」

(「マリーゴールド」を歌い始める小澤)

ヒロチョ「あ、このまま聴き続けるのはちょっとしんどいです」

小澤「何でだよ!」

先生「では3人でサビを弾いてみましょう。大変なところはBm7→Em7ですね」

 

750_Bm7.jpg

▲「×」印の弦は弾かない

 

Em7.png

 

先生「Bm7の5弦2フレットは、中指で押さえたほうが弾きやすいかもしれないですね。Em7は中指だけそのまま残せばいいので」

小澤「はぁ〜なるほど! ちょっと待って! どうしてもこのイーエムナナ(Em7)を人差指で押さえちゃうんですけど」

先生「イーマイナーセブンですね(笑)。次はBm7だから絶対にダメですね」

小澤「絶対にダメだった。こぇ〜、急に怒るんだよな」

ヒロチョ「ちゃんと理由があるんです」

(今度はヒロチョも一緒に歌いながら弾く)

小澤「やった、ヒロチョが歌ってくれた」

先生「素晴らしい! これはいけそうですね。では、右手(ストローク)の仕事を増やしましょうか」

小澤「それを聞きたかったんです。ストロークのパターン」

先生「ダウンストロークだけではつまらないですから」

ヒロチョ「ダウンだけだと“うるとらブギーズ”のたかひろさんになっちゃうから」

小澤「そうなんだ(笑)」

ヒロチョ「とんでもなく速いダウンで腱鞘炎になります(笑)」

先生「今は4分音符でダウンのみですが、これだとシンプルで味気がないので、8分音符でアップストロークも入れます。ダウン→ダウン→アップ、ダウン→ダウン→アップ。ジャンジャカ、ジャンジャカというリズムですね」

 

4分音符のみストローク.png8分音符を入れたストローク.png

▲4分音符のみのストロークと、8分音符を入れたストロークパターン。バリエーションが豊かな響きに。

 

ヒロチョ「簡単に言うと“にっぽり、にっぽり”というリズムです」

小澤「本当にわからないんですけど」

ヒロチョ「一回、日暮里って言ってもらっていいですか?」

小澤「日暮里」

ヒロチョ「あ、そうです(笑)」

小澤「何が面白いんだよ! 面白いのすらわかってないよ俺は」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(4)

 

先生「実は4分と8分は、腕の振りだけを見ると同じ動きなんです。8分は腕を振り上げたときについでに弦を引っ掛けるような感じで弾くといいですよ」

(一発で成功させる小澤)

先生「はい天才。じゃあコードを弾きながらやってみましょう」

小澤「先生、僕の持ち上げ方が上手くなってきましたね」

ヒロチョ「今ので持ち上がるとしたら軽すぎません?」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(5)

▲Aメロを、アップストロークを織り交ぜながらゆっくり弾いてみる。難なく弾けてしまうと残念に思ってしまうこの感情は何なのだろうか。

 

先生「サクッと弾けてしまうのがすごいですね!」

ヒロチョ「でも今まで弾けなかったんですよ」

先生「どうしてですか?」

小澤「こんなこと言いたくないけど、ヒロチョの教え方がすげぇ難しいんですよ。ヒロチョは楽器が好きだから、俺がつまずいてても次に行くんです(笑)。隣で次を弾いているから“待ってよ!”ってなるんです」

ヒロチョ「小澤さんってすごく甘やかされて生きてきたんでしょうね」

小澤「違うね!」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(6)

▲隣でピロピロとリードフレーズを弾くヒロチョ。

 

小澤「それそれ! テクを見せつけないでよ!」

ヒロチョ「教えたいという気持ちよりも、楽しいという気持ちが勝っちゃうんでしょうね」

先生「ちょっとペースが早いですけど、イントロからアウトロまで流してみましょうか」

小澤「(小さな声で)はい…」

先生「ヒロチョさんはイントロのリードフレーズを弾いてもらって、そのあとに小澤さんが弾き始めると。最初の入りがとても大事で、そこで失敗するとそのあと1分30秒くらい引きずるので、絶対に間違えないでくださいね」

小澤「優しい口調でセリフがキツイ」

先生「天才」

小澤「はい」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(7)

▲全体の感覚をつかむために、まずは歌を考えずに流して弾くことに。たどたどしいが、無事に弾き終えるとスタッフから拍手が。

 

先生「本当に素晴らしい」

小澤「ちょっといいですか? 何を勝手に歌い出してんの!?」

ヒロチョ「なんで!? 別にいいじゃん!」

小澤「先生も何で急にペロペロ(リードフレーズ)弾き始めるの!? やるならやるって言っておいてくださいよ!」

ヒロチョ「自転車を練習している子供が、お父さんに“手絶対に離さないでね!”と言っているのと同じだ(笑)」

先生「最後までいけそうだったので」

ヒロチョ「いけそうでしたし、そんな文句言われる筋合いないですよ(笑)?」

小澤「これだけは言わせてください、こいつ(ヒロチョ)は絶対に弾いてて気持ち良くなったからだ(笑)」

ヒロチョ「それを言うと先生も気持ち良くなってるから(笑)」

先生「ただ結果はすごく良かったです」

小澤「本当ですか!? ありがとうございます! ありがとうなんだけど、俺だけわーって言ってて何か恥ずかしい」

先生「最後まで弾けたっていう感動がありましたよ。ヒロチョさんがいきなり立ち上がっちゃいましたが」

小澤「弾けたのはいいんですけど、ヒロチョの先走り方がすごいなと。わかったでしょ? ヒロチョと練習するとどうなるか」

ヒロチョ「今の刺激が新鮮なうちに練習したいので黙っててください」

小澤「何でだよ! できる奴はできない奴に合わせないとダメだろ!」

先生「意外と小澤さん正論ですね(笑)。ギターに関してはいい感じなので、歌いながら弾けるといいですね。鼻歌でもいいのでやってみましょう」

小澤「ちょっと待ってください! 歌のキーがわからん!」

先生「大丈夫です! ギターに慣れてから歌を考えましょう」

ヒロチョ「まずはすぐに立つのやめましょう」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(8)

 

先生「ほとんどできているのでこのままで大丈夫です。CからBm7が難しいんですよね。Cのときの親指の位置を、少しでもいいので(ネックの)後ろに持っていって手首を少し前に出しましょう。そうすることで、Bm7に行くときに稼動幅に余裕ができるのでやりやすいです。親指のデフォルトのポジションは、本当はネックの真裏がいいんですが、けっこうキープするのがしんどいので、親指の顔が出ないくらいにネックを持つと弾きやすですい」

小澤「なるほど」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(9)

 

ヒロチョ「右手が自然になってきましたね」

小澤「そう言うと右手意識しちゃうから言わないで!」

ヒロチョ「もう育て方の説明書くれ(笑)」

先生「歌いながらだとなかなか拍が取れないですよね。意識が散漫するから。先生が言うことではないけど、練習あるのみです(笑)」

小澤「そうですよね(笑)。譜面に歌詞が書いてあったらわかりやすい」

先生「色づけしたり丸をつけるとわかりやすいかもしれないですね。でも、この調子だとすぐに弾けるようになると思いますよ!」

小澤「あとは本当に歌のキーがわからないですね」

先生「大丈夫です、練習すればいいんですから」

小澤「そうなんですけど」

ヒロチョ「僕がうまいこと橋渡しできればいいですね」

小澤「これって原曲ではないんですよね」

先生「原曲キーはDですが 5つ下げてます」

小澤「はぁ、もう大好きな『マリーゴールド』の原曲が聴けなくなっちゃったな」

ヒロチョ「弾くキーでひたすら練習すると」

小澤「そうしないとわからなくなるのよ」

先生「伴奏を聴いていくと何となく音程はわかってきます。今は難しいですけど、“何となく”の感覚も大事にしてほしくて。まだ始めたばかりなので焦らなくても大丈夫です。間違えても大丈夫なので、気にせずに弾いていきましょう!」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(10)

 

小澤「うわ! どこ弾いているのか見失った。マリーゴールド見失っちゃったよ」

先生「いくらミスっても負けない心が大事かもしれないですね。パーフェクトな演奏ってプロでも難しいので。間違えても引きずらないことです」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(11)

 

先生「素晴らしい! 弾けてる!」

小澤「お―! できたーー!」

ヒロチョ「すごいすごい! 僕も安心してギター弾けましたもん。やればできる!」

小澤「やればできる!」

ヒロチョ「じゃあこの譜面は没収します」

小澤「何で!」

ヒロチョ「最終的には譜面なしで弾けるようにならないと」

小澤「え!? 話が変わってくるって」

ヒロチョ「楽譜を見なかったら、エンターテイメントとしてよりすごいですよ」

――ちなみに、本番は立って弾かないんですか?

小澤
「(即答で)座る!」

ヒロチョ「座るんですか?」

小澤「え、どっちのほうがいいの?」

ヒロチョ「試しに立って弾いてみますか。環境を変えて、いつもと違う体勢で弾くのも良い練習になりますよ」

小澤「立って歌うと何が違うんですか?」

先生「座っているとテンションが低い感じには見えますね」

ヒロチョ「たしかに。バラードだったらいいけど」

先生「楽器を弾いてやるぞ!感は出ますね」

小澤「なるほど」

ヒロチョ「理想は立って楽譜なしです」

小澤「ムリー」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(12)

▲と言いつつ立って練習をする小澤。どこか憎めない。

 

先生「明日本番でも大丈夫そうですよ!」

ヒロチョ「このまま駅前に行って弾きましょうか(笑)?」

小澤「これしか弾かないけど」

先生「もう大丈夫ですね。これで弾けないとしたら怠慢によるものしか考えられない」

ヒロチョ「これ以下は考えられないですね」

小澤「ちょくちょく言い方きつくなりません? 僕が有頂天になるのが嫌いなのかな」

ヒロチョ「そう言えば、終わり方はどうします?」

小澤「終わり方ってどんな方法があるんですか」

先生「最後、2人でテンポダウンして弾き終える。これだけで曲が終わった感じが出ます。聴いている側が“1曲終わったな”と思うのってけっこう大事で。場所的には最後のCとGでテンポを落として、ジャカジャカかき回して最後“ジャン!”で合わせて終わりましょう」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(13)ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(14)

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(15)

▲曲終わりでリードフレーズを弾いて雰囲気を醸し出すヒロチョ。

 

小澤「その最後にピロピロ弾くのやめてくれない!? ヒロチョの締めになるから!」

ヒロチョ「何で!?」

小澤「俺のジャンで終わろうよ。このピロピロは先生が譜面を渡したんですか!? 」

先生「僕じゃないです(笑)」

小澤「それ弾くとヒロチョがすげぇってなるじゃん! 絶対に最後ピロピロ弾くでしょ!?

ヒロチョ「それは本番までのお楽しみということで」

小澤「今回は俺が決めるの(笑)!」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(16)

 

――さて、本日の最終レッスンはいかがでしたか?

小澤
「僕、本当に初心者じゃないですか。手応えがあったのかも正直わかっていないんですけど、先生も含め皆さんが拍手してくれたので自信がつきましたね。どうですか?

ヒロチョ「僕ですか(笑)!? 小澤さんがギターを始めてそばで聴いてきましたけど、今日の成長はすごかったですよ。今まで僕も教えてきましたけど、こんなに成長することがなかったので、本当に僕の教え方が悪かったんだなって(笑)」

小澤「ははは」

ヒロチョ「やっぱり先生の教え方ってすごいんだなと。すみません、今まで寄り添えなくて(笑)」

小澤「気づいてくれて良かったです」

ヒロチョ「僕は今日、ギターのテクニックではなくて人に寄り添うことを学びました。それくらい小澤さんが成長していたので僕も嬉しいです」

――2月17日のライブ本番に向けての意気込みをお願いします!

小澤
「わからないことがひとつずつなくなっていったので、あとは自分次第ですよね。いや、ギターを弾かないで一度置いてくれる!?」

ヒロチョ「今日はずっとギターを持っていたから手持ち無沙汰で」

小澤「ギター持ってると絶対に弾くから! 今コメント録ってるし!」

ヒロチョ「これもちゃんと原稿に起こしてくれるので」

小澤「いやできるか!」

ヒロチョ「カッコ、ギターを弾き始めるヒロチョ」

小澤「あとは、歌も恥ずかしくないように歌えるようにならないといけないな。今日が最後のレッスンじゃないですか。ギターについては教えてもらったんですけど、よくよく考えたら歌については教えてもらってないですよね。今考えてみたらめちゃ不安です(笑)」

ヒロチョ「本当にそんなに下手ではないですよ」

小澤「本当!? 立ちながら歌うことが決まったじゃないですか。あいみょんさんのライブ映像を見て、立ちながら弾いているときもいい声で歌い始めるけど、僕には無理じゃないですか? 立って歌い始めるとお経みたいな声だから。そこは大丈夫かなっていう不安はあります」

ヒロチョ「むしろ、あいみょんさんに対抗する気持ちだったんですね(笑)。でも、上手くなくても一生懸命歌えればそれでいいと思います。上手く聴かせようなんて思ったら鼻につきますから」

――途中で止まるのが一番良くないですよね。

ヒロチョ
「漫才の途中で降りるようなものですもんね」

小澤「それは良くない(笑)。ギターは絶対に止まらない!」

ヒロチョ「小澤さんが一生懸命に熱を持っているときは、僕もひたすら寄り添って弾きますよ。ちょっとでもカッコつけようとしたらガンガンいきますからね。前のライブでも、お客さんも面白さよりいい演奏を求めて見に来ていて、ちゃんと拍手をしてくれるいいお客さんだったので。ミスしても笑わないし」

小澤「そうそう。だから今回はノー笑顔で」

ヒロチョ「別に笑顔はいいと思いますよ(笑)」

小澤「ライブで1回も笑わせません」

ヒロチョ「トークもあるんですけどね」

小澤「トークでも笑わせません! お客さんからの笑いゼロ。ゼロ活動で頑張りたいと思います」

ヒロチョ「それはやめて!」

 

ヒロチョ&小澤弾き語りチャレンジ(17)

▲今回の先生である柳生俊彦さんと。ノリ良く軽妙なトークで盛り上げてくれました!

 


 

【Information】

ヤマハが前を向くすべての人を、音楽で応援する企画「おかえり、おんがく。」から生まれた、このギター弾き語りチャレンジ。
小澤さんの練習の成果はいかに?!果たして、マリーゴールドを弾き語ることができるのか?
本企画のお披露目の場となる、ヨシモト∞ドーム(渋谷)で行われる2月17日(木)19:00開演『カベザワヒロチョの放課後音楽室』に、読者の方から抽選で10名様をご招待いたします。
応募締切は、2月11日(木)23:59受付分まで。発表は、2月12日(金)12時ごろに当選された方へメールをお送りいたします。

 

<応募方法>


下記「応募ボタン」より、必要事項をご記入ください。

お問合せ種別は「キャンペーンについて」をお選びいただき、タイトルへは「2/17チケットプレゼント」とご記入ください。また、お問合せ内容については、お二人への応援メッセージ等一言お願いします。

 

btn.png

((株)ヤマハミュージックジャパンのサイトへ飛びます)
 

「おかえり、おんがく。」サイト:https://jp.yamaha.com/services/welcomback_music/


みなさまのご応募&応援メッセージ、お待ちしております!

※キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 


 

Text&Photo:溝口元海

 

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