【レコードジャンキー富和】第5話「今日はオレの誕生日づら!」


mysoundマガジン読者の皆さまにはもうお馴染み、レコードの深遠なる魅力をお伝えする【レコにまつわるエトセトラ】。その著者であるディスクユニオン新宿ロックレコードストア店長の山中明氏が、なんと今度は漫画の連載をスタート!? 得意のイラストを武器に間口はより広く、しかしディープな内容をポップにご紹介していきます。

第5話では、なんと主人公・富和の“育ての親”だというシルおばさんがいきなり登場! サングラスに左胸の十字架…というだけで気付ける方は相当なマニアでしょうが、2ページ目で分かった方は多いであろうジュディ・シルの名盤『Judee Sill』が題材です。女性シンガーソングライターの代表格的1枚に果たして、どんな秘蔵エピソードが…?

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(1)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(2)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(3)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(4)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(5)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(6)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(7)

第5話「今日はオレの誕生日づら!」(8)


初登場のシルおばさんに加えて、フレディのオッチャン&キューくん、そして女連れのボビー(笑)と登場人物オールスター的な今回はまさに主人公・富和の誕生日ならでは? 盤については下記レコードMEMOをお読みいただくとして、1ページ目からあふれ出す高円寺愛も実は分かる人には分かる当連載の魅力かもしれませんね…!
 

 

 

★今回のレコードMEMO★


レア度:★★☆☆☆☆(2/6)

今回のレコードは、夭折の女性シンガー・ソングライター、ジュディ・シルの'71年デビュー・アルバム『Judee Sill』。
35才の若さで亡くなった彼女は、残した作品数こそ決して多くないですが、慈愛に満ちたヴォーカルと美しいメロディー・ラインが織りなす多くの名曲を残し、今現在でも非常に高い人気を誇るアーティストです。

富和が説明している通り、本作に収録された代表曲「Jesus Was A Cross Maker」は、英米盤によって異なるミックスが存在しています。
冒頭の10秒過ぎあたりから、アコースティック・ギターが入ってくるかこないかの違いになりますが、ちょっとややこしいので整理してみましょう。

【通常ミックス(アコギなし)】米通常盤、再発盤、CD
【別ミックス(アコギあり)】英盤、米プロモ盤

さらにシングルも英盤は別ミックスだったりと、他にも色々あると思います(すいませんが、米盤シングルは未確認です…)。

サブスク全盛期の今じゃとても考えられないですが、こんな感じで色々なヴァージョンが存在してしまっているのも、これまたレコードならではの魅力。そう、レコードの楽しみ方は無限大なんです。
レッツ・ディギン!

<参考音源>
Judee Sill - Jesus Was A Cross Maker

 

 

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<登場人物 プロフィール>

 

富和.png

富和(とみかず)
3度の飯よりレコが好き、ナチュラル・ボーン・レコード・ジャンキー。
好きな音楽はブリティッシュ・ロック。高円寺在住。

 

シルおばさん.png

シルおばさん
富和を幼少の頃から見守り続けてきた育ての親。

 

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キューくん
富和の同級生。
顔も趣味も度を越しているが、根は優しい富和の良き友達。基本CD党。

 

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ボビー
クールに決めるレコード仕事人。
数少ない富和憧れのディガー。

 

フレディのおっちゃん.png

フレディのおっちゃん
富和の一番のレコ友。
QUEENに全てを捧げる漢。

 


 

Text&Comic:山中明(ディスクユニオン)
Edit:大浦実千

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