【レコードジャンキー富和】第11話「はじめてのレコード・プレーヤーづら!」

mysoundマガジン読者の皆さまにはもうお馴染み、レコードの深遠なる魅力をお伝えする【レコにまつわるエトセトラ】。その著者であるディスクユニオン新宿ロックレコードストア店長の山中明氏が、なんと今度は漫画の連載をスタート!? 得意のイラストを武器に間口はより広く、しかしディープな内容をポップにご紹介していきます。
第11話では、レコ部の部室で富和がこれまでのスパルタ指導を反省している様子からスタート。部員のヴァシュちゃんとキューくんにそのお詫びとして、マニアにはわかる貴重なUK VERTIGO製の渦巻きインナースリーヴを渡して、連れて行った先は…。
お詫びの品を受け取ったヴァシュちゃんとキューくんは、どこか微妙な反応…。そう、コレクター以前に、そもそも2人はまだレコード・プレーヤーすら持っていなかったのです。富和の熱弁を経て、即決で購入を決めたヴァシュちゃんの“レコ道”はここから加速する…のか!?
★今回のレコードMEMO★
今回はレコードではなくて、プレーヤー(別名:ターンテーブル)をご紹介。
富和くんが言う通り、プレーヤーと一口に言っても色々あるものですが、はじめてにピッタリなものを揃えてみました。
プレーヤーって結構大事なもので、単純にレコードの音の良し悪しだけではなく、プチプチ音の増減とか針飛びの有無等にも影響してきます。
あと、プレーヤーは部屋で結構目立つ存在なので、色や素材等、インテリア的側面も忘れずに。
これがアナタにとっての、レコードはじめの一歩の参考になれば幸いです!
また、すでにレコードをいっぱいお持ちのアナタ、たまにはプレーヤーを変えてみるのはいかがでしょうか?
たしかに値は張りますが、プレーヤー1台を買い換えれば、お持ちのレコードの音がすべて良くなる、そう考えれば安いものですよ!
ではまた次回をお楽しみに!
<登場人物 プロフィール>
富和(とみかず)
3度の飯よりレコが好き、ナチュラル・ボーン・レコード・ジャンキー。
好きな音楽はブリティッシュ・ロック。高円寺在住。
ヴァシュちゃん
レコード初心者なオテンバ娘。
レコ部の紅一点.。
キューくん
富和の同級生。
顔も趣味も度を越しているが、根は優しい富和の良き友達。基本CD党。
フレディのおっちゃん
富和の一番のレコ友。
QUEENに全てを捧げる漢。
ボビー
クールに決めるレコード仕事人。
数少ない富和憧れのディガー。
マック店長(テンチョー)
富和行きつけのレコ屋、ディスクオニオン高円寺本店の店長。
Text&Comic:山中明(ディスクユニオン)
Edit:大浦実千