【イントロマエストロ藤田太郎が厳選】神イントロソング 年別TOP10 ~1999年編~


ある編曲家は言いました。「編曲(アレンジ)」は、良いイントロができたらほぼ完成。それが、できるかできないかで大きく違ってくる。
名曲には、すべて良いイントロあり!そんな素敵な「神イントロ」からはじまる曲を、bayfm「9の音枠」水曜DJを担当し、クイズルーム「ソーダライト」のイントロクイズでお馴染みのイントロマエストロ藤田太郎が、経験と知識を駆使し当時の音楽トレンドや背景なども含め、リリースされた年でくくった独自のランキングを決定。そのTOP10を紹介してきます。

第10回目の今回、フォーカスするのは「1999年」

 

内閣総理大臣の小渕恵三が、秘書を通さずフランクに著名人にかけた電話を、プッシュホンと小渕の「渕」(ぶち)をもじった造語”ブッチホン”が、新語・流行語大賞受賞しNTTドコモが、世界初の携帯電話IP接続サービス”iモード”のサービスを開始と、通信関係の話題が目立つ中、プロ野球では”雑草魂”の読売ジャイアンツ上原浩治の活躍と、西武ライオンズ松坂大輔の”リベンジ”発言で湧きあがり、ミレニアムのカウントダウンが世界各地で催され、ノストラダムスの大予言に再び注目が集まりました。
そんな1999年という時代にヒットした音楽はどんな曲だったのか。
厳選した「神イントロ」という切り口で、それまでとは違う楽曲の楽しみ方を見つけてくれたらうれしいです。それでは、カウントダウン!

 

神イントロソング_第10位
 

第10位:「A・RA・SHI」嵐
発売日:1999年11月3日
編曲:馬飼野康二
イントロ秒数:8秒

10位は、フジテレビ系『バレーボールワールドカップ1999』のイメージソングに起用された、嵐のデビューシングル。
ジャニーズ事務所に所属するグループのデビュー曲は、他のアイドルやバンド、シンガーソングライター以上に、そのグループを説明するならデビュー作を聴いてもらえばわかる。と歌詞やサウンドで伝えているかのような、シンボル(象徴)的な楽曲が非常に多いです。
「A・RA・SHI」はまさにその代表例といっても過言ではありません。タイトルがそのままグループ名というところから、まさに!ですね。嵐の前に、1990年代にデビューしたジャニーズグループは、90年に忍者、91年SMAP、94年TOKIO、95年V6、97年KinKi Kidsの5組。この5組のデビューで”ジャニーズ”は日本の音楽シーンの真ん中で、大きな存在感は放つポジションに進化しました。そんなジャニーズ飛躍の10年間の最後に、嵐がデビュー曲でイントロから響かせたのは、ブラックミュージックとラップへのアプローチ。本格的ないわゆる”ゴリゴリ”なヒップホップの雰囲気とは真逆の煌びやかな歌謡曲の系譜をしっかりと感じられるアレンジとなっているのは、1972年に西城秀樹の「チャンスは一度」の編曲を皮切りに、多くのヒット曲でアレンジを担当してきた職人、馬飼野康二だからこその業(わざ)が力いっぱい取り入れられているこの曲は2023年現在の嵐のシングル売上で最高の97.3万枚を記録。
その後、時代を極める5人のSuper BoyのCOOLなデビュー曲は文句なしのTOP10入りです!

 

神イントロソング_第9位
 

第9位:「朝はまた来る」DREAMS COME TRUE
発売日:1999年1月20日
編曲:中村正人
イントロ秒数:5秒

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9位は、江口洋介、松嶋菜々子出演のドラマ『救命病棟24時』第1シリーズの主題歌に起用された「朝はまた来る」。
イントロの5秒から、また新しい1日がはじまる”清々しい朝焼け”を感じられるサウンドですが、歌詞は、文字通り救命病棟で24時間、患者のために働く医師や看護師の方々のリアルを投影しています。白衣を脱いで、顔を洗っていたら、朝がまた来ていたことに気づく。その間に助けられなかった命もある。それでも前を向いて進まなければいけない。
悲しい想いはすぐには消えないけど、消える日を祈ってしっかりと明日へ向かっていこう。深いメッセージをエモーショナルな感情へと昇華するように、この曲のイントロは光を放つように輝いているのかもしれません。
そして跳ねるようなリズムとコーラスを響かせて、思いが逝くその日まで、この曲は進んでいくのです。

 

神イントロソング_第8位
 

第8位:「雨のMelody」KinKi Kids
発売日:1999年10月6日
編曲:有賀啓雄
イントロ秒数:20秒

KinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」の作曲・編曲を手掛けた山下達郎は、堂本光一、堂本剛の2人の歌声を「濡れている、哀愁を表現できる声」と評し、その声に似合う最適な楽曲を制作しました。
日本の歌謡曲、ポピュラーミュージックが持つ非常に大事な要素に、日常でできるだけ避けたいけれど、その状況になってしまったら浸りたいという”物悲しさ”を感じられるかどうかという評価があります。記録にも、記憶にも残る曲には、特有の”物悲しさ”があるかどうかで決まるといっても過言ではないでしょう。「濡れている、哀愁を表現できる”物悲しい声”」は、KinKi Kidsというグループの武器となり、その後の方向性を大きく決定づけたといっても過言ではありません。
煌びやかでアッパーな「ジェットコースター・ロマンス」や「フラワー」も、哀愁を知り尽くしたフォーク界のレジェンド吉田拓郎や、歌謡界の筒美京平が作曲した「全部だきしめて」や「やめないで,PURE」も歌いこなし結果を残してきた90年代のラストをかざるKinKi Kidsのシングルは、イントロ20秒から王道の哀愁のロックが炸裂するこの曲!
悲しみというフレーズを、こんなにも美しく物悲しいサウンドと歌声で描く曲が歌えるアイドルは、令和になったでもKinKi Kidsしかいないです。

 

神イントロソング_第7位
 

第7位:「バンビーナ」布袋寅泰
発売日:1999年4月16日
編曲:布袋寅泰
イントロ秒数:29秒

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7位は、布袋寅泰本人がこの曲のサウンドを「ロデオ・ロック」を紹介している「バンビーナ」。
イントロから、まさに荒馬のように軽快で豪快なワクワクするギターフレーズが炸裂し、そのまま曲終わりまで駆け抜けていきます!布袋寅泰は、1988年にリリースしたアルバム『GUITARHYTHM』で、アメリカのロックンロールアーティスト、エディ・コクランの「C'mon Everybody」をカバーし、ライブの定番曲としてずっと演奏し歌い続けており、ロカビリーバンド、ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーと何度も共演しリスペクトを公言していることからもわかるように「ロデオ・ロック」と評したサウンドには、ロカビリーへの愛が強く刻み込まれています。
ソロ活動前に組んでいたバンド、BOOWYでのギタースタイルは『BAD FEELING』のリフに代表されるような独特のカッティング技法が語られることが多いですが、ソロになってからはその形を進化させたプレイの一つの到達点が「バンビーナ」。そしてそれも20世紀の話。「♪世紀末だって 過ぎれば昨日さ」と歌うように、令和になった今も布袋寅泰のギターは進化し続けています。

 

神イントロソング_第6位

 

第6位:「春~spring~」Hysteric Blue
発売日:1999年1月21日
編曲:Hysteric Blue、佐久間正英
イントロ秒数:19秒

6位は、3人組ロックバンドHysteric Blueのセカンドシングル「春~spring~」。
ヒスブルは、順風満帆な活動をし続けていたバンドではありませんでした。同時期にJUDY AND MARYという、とてつもないモンスターポップバンドがJ-POPシーンのド真ん中で活躍していたため、ボーカルTamaのスタイルは、ことあるごとにYUKIと比べられ、”パクリ”というレッテルを貼られることも。活動期間7年で解散してしまったことを惜しむ声が非常に多く、デビュー前のデモテープを聴いた感想を「曲もアレンジも歌も完成されていました。レベル的にかなり高いところにあった」と評し、Hysteric Blueのプロデュースを手掛けることを決めた佐久間正英もその一人です。
佐久間正英はバンド解散後もメンバーをサポートし続け、その甲斐あってか、ドラムのたくやは本名の楠瀬タクヤ名義で、アニメソングの作詞や多くのアーティストのレコーディングに参加するスタジオミュージシャンとして現在も多岐にわたる音楽活動を続けています。
Hysteric Blueは、バンドという運命共同体が同じスタイルで継続していくことの難しさとともに、イントロから”春”という季節をポップロックで表現する方程式が溶けたような、高揚感とちょっぴりの儚さのバランスが絶妙なサウンドを私たちに残してくれました。世紀末にブレイクした春ソングは、この先何年たっても胸の奥で響き続けます。ラストの歌詞”こういう夢だしもう一度懸けたい いつか……”の想いをのせて。

 

神イントロソング_第5位

 

第5位:「本能」椎名林檎
発売日:1999年10月27日
編曲:亀田誠治
イントロ秒数:29秒

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1997年、東芝EMIに、見たことも聞いたこともない歌詞を書き、タイトルも曲もすごいし、本人もブッ飛んでいるすごく才能がある女の子が来たという話が、音楽プロデューサー亀田誠治の元に舞い込んできます。その女の子の名前は椎名林檎。椎名林檎が、亀田誠治と会って最初に話した会話は「私はマライア・キャリーも好きですし『サウンド・オブ・ミュージック』のサントラも大好きです。ザ・ピーナッツや朱里エイコさんも大好き。でもMAXも好きです」それを聴いた亀田誠治は、なんてジャンルレスでボーダーレスな音楽を愛してきた人なんだろうと意気投合。”新宿系自作自演屋”と名乗り、楽曲をリリースし始めた椎名林檎は、3枚目のシングル「ここでキスして。」がロングヒットし、流れを掴んだ矢先にリリースしたのが、ミュージックビデオでナース姿のバイオレンスなパフォーマンスを魅せながら、文学的かつ刺激的な歌詞をイントロからソリッドでオルタナティブなロックアレンジを響かせ、レトロな哀愁の奥深さを感じさせるキャッチーなメロディを紡ぐこの曲。
研ぎ澄まされたロックの世界観にポピュラリティを持たせることに成功したこの曲は、多くの人の衝動を突き動かした、まさに発明。当然のTOP10入りです。

 

神イントロソング_第4位

 

第4位:「カブトムシ」aiko
発売日:1999年11月17日
編曲:島田昌典
イントロ秒数:12秒

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1997年、編曲家の島田昌典のもとにインディーズでアルバムを作りたいと、シンガーソングライターaikoから依頼が届きます。同じ大阪出身ということや、ブルースの影響を感じる半音で下がるメロディや、変わったコード進行を使い群を抜いた表現力やパフォーマンスで曲を作り披露するaikoを見た島田昌典は、おもしろい才能を持っている人だと一緒に曲を作り始めます。その才能はすぐに頭角を現し、メジャーデビューから1年後にリリースしたシングル「花火」が21万枚のヒットを記録。
小さい身体すべてを使い、フェイクやニュアンスを入れたレベルの高い歌唱技術をごく自然にいとも簡単に歌いこなすその才能に、世の中が気づき始めたタイミングで「カブトムシ」が発売されます。松任谷由実の音楽を公私ともに支える、音楽プロデューサー松任谷正隆は「カブトムシ」に関して「僕が、邦楽のレコードを最初に買ったのは『帰ってきたヨッパライ』それが最初で最後だったが、これはレコード屋に買いに行った。全部が素晴らしい。」と発言。その後も、桑田佳祐、奥田民生がライブでカバーし、平井堅、King Gnuは「天才しかつくれない曲」と絶賛。せつなさと、愛くるしさの両方が心にスッと入ってくるピアノイントロからはじまり、恋する気持ちを遠くまで響く優しい声で歌うこの曲で、aikoはこれからの日本の音楽シーンを背負って立つ存在になったのです。この素晴らしいバラードに出会えたことを、私は、生涯忘れることはないでしょう。

 

神イントロソング_第3位

 

第3位:「Winter、again」GLAY
発売日:1999年2月3日
編曲: GLAY、佐久間正英
イントロ秒数:40秒


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1996年に、VictoriaのCMソングに起用されたシングル「グロリアス」がスマッシュヒットし、97年に『NHK 紅白歌合戦』に初出場。98年リリースのシングル「誘惑」が年間シングルチャートで一位を獲得と、飛ぶ鳥を落とす勢いで1999年に入ったGLAYが最初にリリースしたシングルが「Winter、again」。
ZOOの「Choo Choo TRAIN」や、globeの「DEPARTURES」がミリオンヒットを記録した、JR東日本が展開したスキー旅行のキャンペーン「JR ski ski」の大型タイアップが付いたこの曲に関して、GLAYのTAKUROはこう語っています。「GLAYがGLAYであることの証明みたいな曲。最初、レコーディングしている時はイメージ通りになかなかいかなかった。メンバーに、イントロのイメージは初雪が降って、雪虫がチラチラして、あんな感じって。って言ったらそういうことかって。イントロの寒い感とかが…。バンドってじゃあ何をもってしてバンドかっていうのは譜面に起こせないことを演奏できるのがバンド。と思った最初の曲だよね」メンバーの故郷である北海道函館で、4人が観てきた風景を描いた曲は、164万枚のミリオンヒットを記録。そしてGLAYはこの年の7月31日千葉市の幕張メッセ特設会場で20万人を動員した野外ライブ『GLAY EXPO』を開催。函館の風景を、深々と降り積もる雪のような儚いギターイントロで表現し「生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい」と歌った4人は、この年に単独アーティストの1回公演としては国内史上最大規模のイベントを成功させたのでした。

 

神イントロソング_第2位

 

第2位:「LOVEマシーン」モーニング娘。
発売日:1999年9月9日
編曲:編曲:ダンス☆マン
イントロ秒数:32秒

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1998年のモーニング娘。は、3枚目のシングル「抱いてHOLD ON ME!」で初のシングルチャート1位を獲得し『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たします。ここから順風満帆な活動を続けていくと誰もが思っていた矢先に、初期メンバーの福田明日香が脱退を発表、脱退後にリリースしたシングルのセールスが落ち込み始めます。不安要素を抱えていたタイミングでグループに転機が訪れます。それは、第2回追加オーディションで合格した後藤真希の加入。サウンドプロデューサーのつんくは、後藤真希の加入に関して「どこか放課後の部活のようだったグループが、夜のネオンが似合う、スター性のあるメンバーが入り、一気にメジャーな雰囲気に変わっていくのを感じた」と話しています。空気が変わりはじめたグループに、つんくは、昔通いまくっていたディスコで踊っていた世代が振り返るような、イントロから躍動感のある曲を作ろう!と、編曲を1970年代から80年代のダンス・クラシックスに日本語詞をつけた曲を制作していたダンス☆マンに依頼しこの曲を完成させます。つんくが、この曲が売れなかったらこのグループも俺もここまでだ。と思うほどの手ごたえを感じていたこの曲は、164万枚のミリオンヒットを記録。ここからモーニング娘。の快進撃がはじまりました。イントロから、石黒彩、市井紗耶香、中澤裕子、後藤真希、保田圭、安倍なつみ、飯田圭織、矢口真里のメンバー8人の行く末も、世紀末の日本の未来も明るく照らしたディスコポップチューンは、令和になった今でもグループの代表曲として歌い継がれ、あなたも私も社長さんも!幅広い世代に支持され続けています。

 

神イントロソング_第1位

 

第1位:「First Love」宇多田ヒカル
発売日:1999年3月10日
編曲:河野圭
イントロ秒数:21秒


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1位は、この年にリリースしたアルバム「First Love」が765万枚と、国内のセールスランキング歴代1位を記録した宇多田ヒカルのアルバムと同タイトルのバラードナンバー。
松嶋菜々子、滝沢秀明が出演したドラマ「魔女の条件」の主題歌に起用されアルバムからカットされた12cmと8cm版シングルの合計売上は80万枚を記録。16歳が制作したとは思えない大人の世界を艶やかにしなやかに描いた歌詞と、イントロから”儚さ”が溢れてこぼれてしまうほどの哀愁のピアノアレンジに、可愛がられるためにはどうすればよいかの術を生まれた時から身に着けていたのではないかと感じる人懐っこいメロディで、宇多田ヒカルは海外の本格派R&BをスマートにJ-POPへ落とし込み、お茶の間に浸透させることに成功しました。その成功は、制作する側の技術の向上や聴き手の能力を豊かにし、日本全体の音楽を取り巻く環境すべてを新しいステージへ上げたのです。2022年には、この曲と2018年にリリースした「初恋」にインスパイアされたNetflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』が全世界で同時配信され、発売から20年以上経ってまた再ブレイク。2023年時点でYouTubeのミュージックビデオ再生回数が8000万回を超えたスタンダードナンバーを1999年文句なしのナンバーワン神イントロとして紹介させていただきます。

 

【1999年神イントロランキングの総評】

今回TOP1はすぐに決まり、2位~5位の順位に悩みました。
椎名林檎、aikoの曲は、多くの音楽評論家がその素晴らしさを論評されているのでGLAY、モーニング娘。をTOP3とし、しっかりとイントロに関して書かせていただきました。改めて、神イントロを聴きながら記事を書きましたが、これで間違いなかったなと。ラップあり、歌謡曲あり、オルタナティブあり、ポップロックあり、R&Bあり、こんなに成熟したJ-POPの神イントロが揃う年になるなんて、ノストラダムスも予言できなかったはず。様々なスタイルへと枝分かれしていった音楽を振り返ってみたら、ここが原点だった!という曲が揃った年でした。

 


 

【1999年イントロベスト25】

ランキングは25位まで決定したので、11位以下も下記に紹介します。
(藤田太郎調べ) 

 

ランキング1-10位ランキング11-20位

ランキング21-25位

 

さらに、YouTubeでイントロクイズとして楽しむことができます。

うたドン!【イントロクイズ】

 

 

【Profile】

藤田太郎

「30,000曲のイントロを0.1秒聴くだけでわかる男」イントロマエストロ。bayfm「9の音粋 」水曜日のラジオDJ、Tokyo FM『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!』音楽コメンテーターを担当。フジテレビ『99人の壁』に出場し、ジャンル「90年代J-POP」でグランドスラム達成。日本初のクイズ専門店「ソーダライト」で毎月イントロクイズを出題中。

 

 

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Text&ランキング:藤田太郎